ブラックパール号1/72製作記
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ヤードをまだつくってないけど、帆のトレースです。

着れなくなった白Yシャツをバラして、ミズントップセール、ラティーンセール、メイントップスティセールをトレースしています。

白Yシャツと図面の間にはカーボン紙がはさまれてますよ。

きれいにトレースできてるでしょ!

こういう作業は得意なんですけどね。

こちらは、メインロワーセール、メイントップセール、メイントゲルンスル…よこにカーボン紙があるね。

これも最近は手に入りづらくなったね。近くの文具屋さんにいったらお取り寄せになるんだと…ホームセンターに行ったら文房具売り場にありました。

そんなもんなのかね。

そう言えば、鉄筆も文具屋さんから姿を消しました。

高級製図機も姿を見なくなりましたね。

こちらは、フォアロワーセール、フォアトップセール、フォアトゲルンスルそれと、フォアスティセールにジブ…
帆のトレースが済んだので、道具達と一緒に記念撮影です。

この後、トレースした白Yシャツ生地をミシンで縫ってもらうため、山神様に渡しました。

あいかわらず、ミシンは私に使わせてくれません。壊されたら困るそうで…

考えてみたら、私も女性に大工道具は使わせませんし(怪我でもされたらたいへんでしょ)ミシンを私に使わせないのはあたりまえかも…なんとなく納得…

さて、早く縫ってくれないかな〜


二日後、縫いあがってきました。帆は最終的に黒くなるから、糸は何色でもいいよと言っていたので黒い糸で縫いあがってきました。
まずは、いらない黒糸をカットして、アイロンかけ…
リーフバンド・ライニングなどを手芸用ボンドで貼付け、乾いてからデザインナイフで切り出しました。

手芸用ボンドって、木工ボンドと一緒だと思っていたら、どうやら成分は同じでも、水との配合比率が違うようです。

手芸用ボンド
酢酸ビニル樹脂47%、水53%

木工ボンド
酢酸ビニル樹脂40%、水60%

ボルトロープを手芸ボンドで貼付けていきます。
帆のコーナー部分はこのようにクリューらしくして接着します。
全部の帆にボルトロープを貼付け、コーナー部分はクリューらしくしました。

まだ、帆の部品はいろいろと付くのだけどこの状態で、帆を黒く染めます。

染めるといってもMr.カラーの艶消しブラックを染み込ませるだけなんだけどね。


ラッカー系塗料を使うので車庫で作業をしてます。

Mr.カラーの艶消しブラックを筆塗りし、乾いた状態です。

シンナーで薄めて塗ったのでムラがあります。

二回目の筆塗りが終わった直後の写真です。乾いておらず、まだてかってる部分がありますね。

ブラッックパール号の帆はやっぱりつぎはぎでしょ。

1/60のBP号とだいたい同じ位置につぎはぎしました。

映画で始めてつぎはぎした帆を見た時はびっくらこいた。と同時に、なにこれとっても新鮮…というか、かっこいいと思ってしまったのは私だけでしょうか?

フォア、ミズン、スティスル、ジブとつぎはぎを終えて、最後にメインマストの帆のつぎはぎです。
全部の帆のつぎはぎ終了!

で、記念撮影です。

上の写真の右から、下からフォアスティセールとジブセール
下からフォアロワーセール、フォアトップセール、フォアトップギャラントセール

(セールはスル、トップギャラントセールはトゲルンスル、ロワーセールをコースとと略す場合もあるらしいよ。)

下からメインスティセール、メイントップスティセール、
下からメインロワーセール、メイントップセール、メイントップギャラントセール
下からラティーンセール、ミズントップセール

ミズンマストのロワーヤード部分は、クロスジャックヤード(略してクロジャッキ)と呼ばれ、帆は張られなかったようです。

それじゃ、何のためのヤードだったんだろ?ミズントップセールを張るためだけなのか…?


白布つぎはぎに汚しをいれてみた。

タミヤのエナメル塗料を使いました。

上の写真が汚しをいれる前、

下の写真が汚しをいれたあとです。

実際に見るのと写真で見るとでは違ってきますね。つぎはぎ部分、実際はもうちょっと暗いです。


なんとか帆のつぎはぎまでできました。あとは、横帆にリーフポイントを付けて、クリングルを付けると帆が完成する…
BP1-72-39へつづく!