ブラックパール号1/72製作記
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ズベズダのブラックスワン号の船尾のランタン部品を複製しています。

ちなみにブラックスワン号は1/72ブラックパール号として、ズベズダで模型製品化されたのですが、ブラックパール号として販売できるのは、国内だけという制約があり、フィギュアヘッドをスワンの像にかえ、名前もブラックスワン号にかえて海外への輸出販売用としたプラモデルです。エレールとかにOEM供給しているみたいね。

なので、船尾のポセイドン像とランタンは、ブラックパール号のそれなわけです。ポセイドン像も現在シリコンで型取り中です。

ランタン部品、片面取りでいけそうだったので、ダイソーの『おゆまる』で型取りしてレジンで複製しました。

写真は型から取り出した状態です。

白く飛んじゃってディテールがいまいちなんだけど、バリを取り除いた状態です。

ランタンの天井パーツと下のパーツが3個づつ、ガラス部分は一個だけ複製です。このガラス部分を利用して、透明エンビ板を使ってヒートプレスで3個作る予定です。まずは下準備ですね。


ブラックスワン号は、船首像が鳥なのでブラックパール号の天使像は自作しなければなりません。フィギュアを全部パテから作り出すとか、そんな技術ありませんので、何かを利用してでないと作れません。

1/60BP号の時は、タミヤ1/35MMのフィギュアとホーネットの女性兵士ヘッドを使って作りました。

今回は船が1/72なので1/48のフィギュアから作ろうということで、模型屋さんでなにかいいのはないかと物色していたら……

これ、1/48ソビエトGAZ-67B・将校セットが目に入った。女性フィギュアがセットされている。それもICM製です。よく見ると限定生産だったのね。

さっそく購入してきました。

箱をあけると…

おっ!このフィギュアだよ…

ビニール袋から出してみましたよ。

赤丸部分が女性兵士の上半身…

アップしてみました。なかなかの美人さんっぽいです。
ランナーから切りはなして、これも『おゆまる』で片面の型取りしました。
Aが原形、Bが複製、Cが複製したのを顔だけ取り出すように削り出しました。

レジンなのでとっても削り易いです。フィギュアヘッド製作用の下準備です。髪とかは、タミヤ・エポキシ造型パテ(速硬化タイプ)で作ります。体の方はプラパーツを利用して作っていく予定です。

レジンは白く飛んじゃってディテールが無いみたいな…でもちゃんとディテールあるんだよ。

それにしても小さいね。ヘッドは約5mmくらいです。

フィギュアヘッドはこのくらいにしといて、次の工作にいきます。


スターン上部分のポセイドンと魚の怪物像のシリコン型取りです。片側部分を型取りしたシリコンにワックスを塗っているところです。このあと、シリコンを流し、固まったら石膏を流します。

各作業を平行でやっているので、あっちへ行ったり、こっちへ行ったりと、作業が飛びますが、勘弁ね。


さて、ランタンのガラス部分の工作です。

2mm厚のベニヤにランタンのガラス部分より少し大きい穴をあけました。ガラス部分の原形が楽に通り抜ける穴だね。

この板を使ってヒートプレスです。

塩ビ板のブリスターパックをゴミの中から探してきて、適当な大きさにカットしましたよ。

それをベニヤ板に画鋲で止めます。

キッチンへ行って、ガスレンジでベニヤ板に貼付けた塩ビをあぶります。

火の大きさは最小です。

ガスレンジであぶった塩ビがタルンタルンになったら、ガラスの原形を押し付けます。

ムニュッとね!

すると、ほれ、ランタンのガラス部分ができたっしょ。
ベニヤ板から塩ビをはずし、切取ります。

このあと、3っつほどヒートプレスしといたよ。

1個は予備ね。

切取ったガラス部分パーツの1個を原形にはめ込んでおきます。

枠を張り込むための準備ね。


ホワイトボード用線引きテープ、これを使ってランタンのガラス枠部分を張り込んでいきます。
縦枠と上と下の幅はテープの幅そのままで1mm幅です。
中の四本の枠は少し細くカットしたけど、太さが揃わなかったよ…トホホな出来上がりですがな…
ランタンの部品が揃いました。天井部分のツノは真鍮線0.8mmに置き換えました。ランタン下部分は0.5mm真鍮線を仕込んで天井支えとします。

ランタンガラス部分はひとつは予備として、4個ヒートプレスしてましたが使う事はなかったね。

部品が揃ったので組み立てました。接着剤は速乾タイプで『ボンドG17』を使いました。

あれ?…ツノが斜ってるヤツがおる。

基本のライトグリーンを筆塗りしときました。

汚し塗装は、スターン部分に接着する時におこないます。取りあえず、このまま乾燥ですよ。

ツノの斜ってたのは直しました。


シリコンで型取りしていた型ができました。裏打ちの石膏も固まってますが、まだ、しっとりとしてるので新聞紙に包んで乾燥させましょ。
今回は、スターン部分とフィギュアヘッドの下準備だったんだけど、とりあえずランタンができました。まだまだやる事があるけど、この次にするよ。
BP1-72-26へつづく!