ブラックパール号1/72製作記 BP1-72-15 |
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■ラット(舵輪)を作る
写真の赤矢印部分のラットの工作です。作り方はFD号でやっていた下記HPと同じやり方です。 |
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まずは、図面作り…
でも、部品作りしていくと、絶対に図面どおりにはならない(笑) 把手なんて、こんな細さなどできるわけがない…(笑) |
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外径15mmの木管です。厚さ約3mmです。名寄のホームセンターで見つけて購入してあった。これを利用してラットを作るよ。
ちなみにFD号のラットは外径20mmの木管を使いました。今回はひとまわりほど小さいので、かなり手強い。 |
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木管の端の周りに0.8mmの穴を10個あける。
厚さ2mmで切り出す。 内側を削って2mm厚にする。 ここまでくるのに2回も割ってしまった。 これは、3回目のもの。なんとか割らずに穴をあけ、2mm厚で切り出し、内側を削る事ができた… 1回目は穴をあけ、切り出す時に割れてしまい…orz…フリダシに戻る… 2回目は穴をあけ、切り出しに成功!サンドペーパーかけてる時に…パリン!フリダシに戻る… 2回目に割ったときは、これに取りかかって3日目だったので、さすがにふてくされる…(笑) 4日目はふて寝してたよ… |
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さて、3回目にうまくいったので、FD号で工作したやり方で把手を組み込んでいく。
BP号のラットは、ロープが巻かれるタイコ部分に、直に把手が組まれているのでそのように組んでいく。 まずは爪楊枝を細く削り、差し込んでタイコ部分の中心を出す。 |
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爪楊枝を削り、把手を作って「中心出し爪楊枝」と交換して接着していく。
こいつをでんぐりがえすと… |
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ほらね、ラットができたでしょ。
かなりデフォルメだけどね。 把手を差し込んだ時にミシッと音がして良く見るとヒビが… 瞬間接着剤をすりこみ、サンドペーパーをかけといた。 |
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ラットの土台を組み上げた。
タイコに巻かれたロープはグレーチングの穴を通っている。 このあと、ラットを支える支柱を作って組み上げた。 |
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完成です。正面からの写真。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
後ろからの写真。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
左右の写真。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
真上からの写真。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
10円玉と比較です。
これ以上小さいラットを作るのは、この作り方では無理っぽい… 材質もプラスチックの方が楽かも… まあ、これ以上小さいラットなんて作る気しませんよ… |
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接着剤が乾いたので塗装です。
木工オイルを塗り生乾きのまま、今度はオイルステインを塗って生乾き中にティシュでふきとり、わざとムラにして乾燥させてから角にサンドペーパーを軽くかけて古ぼけた感じに仕上げる。 |
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ロープはたいこ部分に7回ほど巻き付けグレーチング裏で接着する。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
後ろから見た写真。
ムラがいい感じになったつもりです。 |
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ラット(舵輪)とその周りを作り込むのに、1週間ほどかかったね。相変わらず、手が鈍いmellpapaでした。次はピナクルを作る予定です。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
BP1-72-16へつづく! |