ブラックパール号1/72製作記
BP1-72-15
BP1-72-01
BP1-72-02
BP1-72-03
BP1-72-04
BP1-72-05
BP1-72-06
BP1-72-07
BP1-72-08
BP1-72-09
BP1-72-10
BP1-72-11
BP1-72-12
BP1-72-13
BP1-72-14
BP1-72-15
BP1-72-16
BP1-72-17
BP1-72-18
BP1-72-19
BP1-72-20
BP1-72-21
BP1-72-22
BP1-72-23
BP1-72-24
BP1-72-25
BP1-72-26
BP1-72-27
BP1-72-28
BP1-72-29
BP1-72-30
BP1-72-31
BP1-72-32
BP1-72-33
BP1-72-34
BP1-72-35
BP1-72-36
BP1-72-37
BP1-72-38
BP1-72-39
BP1-72-40
BP1-72-41
BP1-72-42
BP1-72-43
ブラックパール号掲示板はこちら

■ラット(舵輪)を作る

写真の赤矢印部分のラットの工作です。作り方はFD号でやっていた下記HPと同じやり方です。

http://mellpapa.lolipop.jp/FD-052.htm

http://mellpapa.lolipop.jp/FD-053.htm

まずは、図面作り…

でも、部品作りしていくと、絶対に図面どおりにはならない(笑)

把手なんて、こんな細さなどできるわけがない…(笑)

外径15mmの木管です。厚さ約3mmです。名寄のホームセンターで見つけて購入してあった。これを利用してラットを作るよ。

ちなみにFD号のラットは外径20mmの木管を使いました。今回はひとまわりほど小さいので、かなり手強い。

木管の端の周りに0.8mmの穴を10個あける。

厚さ2mmで切り出す。

内側を削って2mm厚にする。

ここまでくるのに2回も割ってしまった。

これは、3回目のもの。なんとか割らずに穴をあけ、2mm厚で切り出し、内側を削る事ができた…

1回目は穴をあけ、切り出す時に割れてしまい…orz…フリダシに戻る…

2回目は穴をあけ、切り出しに成功!サンドペーパーかけてる時に…パリン!フリダシに戻る…

2回目に割ったときは、これに取りかかって3日目だったので、さすがにふてくされる…(笑)

4日目はふて寝してたよ…

さて、3回目にうまくいったので、FD号で工作したやり方で把手を組み込んでいく。

BP号のラットは、ロープが巻かれるタイコ部分に、直に把手が組まれているのでそのように組んでいく。

まずは爪楊枝を細く削り、差し込んでタイコ部分の中心を出す。

爪楊枝を削り、把手を作って「中心出し爪楊枝」と交換して接着していく。

こいつをでんぐりがえすと…

ほらね、ラットができたでしょ。

かなりデフォルメだけどね。

把手を差し込んだ時にミシッと音がして良く見るとヒビが…

瞬間接着剤をすりこみ、サンドペーパーをかけといた。

ラットの土台を組み上げた。

タイコに巻かれたロープはグレーチングの穴を通っている。

このあと、ラットを支える支柱を作って組み上げた。

完成です。正面からの写真。
後ろからの写真。
左右の写真。
真上からの写真。
10円玉と比較です。

これ以上小さいラットを作るのは、この作り方では無理っぽい…

材質もプラスチックの方が楽かも…

まあ、これ以上小さいラットなんて作る気しませんよ…

接着剤が乾いたので塗装です。

木工オイルを塗り生乾きのまま、今度はオイルステインを塗って生乾き中にティシュでふきとり、わざとムラにして乾燥させてから角にサンドペーパーを軽くかけて古ぼけた感じに仕上げる。

ロープはたいこ部分に7回ほど巻き付けグレーチング裏で接着する。
後ろから見た写真。

ムラがいい感じになったつもりです。

ラット(舵輪)とその周りを作り込むのに、1週間ほどかかったね。相変わらず、手が鈍いmellpapaでした。次はピナクルを作る予定です。
BP1-72-16へつづく!