ブラックパール号1/72製作記
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■各マスト(メイン・フォア・ミズン)
ミズンマストトップのプラットフォームの手摺です。横棒は1.5m×1.5mの桧材で支柱4本は0.8mmの真鍮線です。 こちらは、メインマストトップのプラットフォームの手摺。 フォアマストトップのプラットフォームの手摺。
※それぞれの支柱0.8mmの真鍮線はガンブラックで染め、その後にMr.カラーの艶消しブラックを塗装してます。

マストも塗装して、静索張りは
いつでもOKになりました。

記念にリギング前の全体写真です。

いい感じになってきましたよ。

1/60サイズで一回作っているから、2回目の1/72サイズはサクサク進んだ方だね。

それだけ、手慣れたって事でしょうかね?

そろそろ展示用のディオラマの台も作らないとね。

映画『ワールドエンド』で砂丘を疾走するシーンのディオラマにしようかと思ってたんだけど、それだと帆はたたまなきゃならないし、映画『ワールドエンド』を見てない方々には「なんじゃこりゃ?」になってしまうし…

ということで、帆で風を掴んで海上を疾走するBP号にします。

1/60のBP号と同じだね。

帆船はやっぱり海でしょ!!


■リギング
リギングの始まりですが、まだまだ下準備の段階です。

メインマストのてっぺん、ロープの通し方には、とりあえずルールがある。ダブルシュラウドとか、シングルシュラウドとかね。左右両舷に交互に2本づつ(ダブルシュラウド)、シュラウドの数が奇数だと最後は1本(シングルシュラウド)とかね。

詳しくは、草野和郎さん著の『帆船模型-製作テクニック-』か、白井一信さん著の『帆船模型製作技法』などの本を手に入れて勉強してね。

で、メインマストのシュラウドを組み込んでおく。

シュラウドは左右交互に重ねて行く。 シュラウドにはまだデッドアイは付けないで、チャンネル板に付いているデッドアイに仮にくくっておく。
ロープの乾燥の間にバウスピリットの中間当たりに付くデッドアイを作り込む。
ロープは木工ボンドを水に溶いてどぶ付けして、しごいて毛羽立ちをおさえて乾燥させとく。
細い糸も使いますよ。
で、バウにくくり付ける。アップすぎるからよくわかんない?
こんな感じね。これはフォアスティ用です。
シュラウドにッデッドアイを付けてチャンネルのデッドアイにランヤードで組んでいく。

マストを締めていくと言ったほうがいいのかな?でもランヤードは仮で縛っているだけです。

このあと、メインステイを仮に組み付け、お互いの様子を身ながら縦(スティ)横(シュラウド)のランヤードを締めていく。

フォアマストもミズンマストもこれのくり返しです。

リギングは特別な道具があるわけでもなく、しいて言えばX字に組んだ0.5mmの真鍮線ぐらいかな。これはデッドアイの高さを揃える治具です。後は、タミヤ模型のつる首ピンセットとかニッパーとかデザインナイフ…模型製作に普通にある道具ですね。

あとは何がおきても挫けない『やる気』でしょうか…

メインステイを仮組みしました。赤矢印部分です。

仮組したあとは、シュラウド・スティのランヤードを締めていって縛る。


今回はここまでです。リギングがしばらく続きますね。挫折することなくリギングをフィニッシュできるかちょっと心配…(笑)
BP1-72-35へつづく!