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サイレントメアリー号 製作記
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■スターンギャラリーの工作■

サイレントメアリー号の船尾部分のスターンギャラリーの工作です。

このデザイン画のとおりにするのは、まず無理です。なので、似てればいいかという感じで作り込みます。

Bが図面で、Aが航空ベニヤ0.6mmに図面をトレースダウンしたもの。

Cが、お城の門部分を作り込んだ部品で、

芯はバルサ4mm厚を元に、左右の角に経木0.3mmを貼りこみ、その上に1mm厚のヒノキ材を貼り込んで図面に似せたよ。

お城の門部分の、左右の柱の作り込み、いろいろと台座の作り込みです。ここまでは、比較的簡単だったのだよ。
赤枠部分、これをどうやって作ろうか考えたけど、これしか思い付かなかったよ。

4mm幅で2mm厚のヒノキ材を適当な長さにカットして8本用意した。

8本用意したヒノキ材を横に並べて、上と下だけ接着した。

その上に赤枠部分を下書きする。

下書きしたヒノキ材をいったん、ばらして下絵のライン部分をカットして、順番に貼込んだ。
あとは下絵のライン通りにカットして、赤枠部分が出来上がりです。
前に作った薄い台座の上に、図面を見ながら接着して赤枠部分が完成です。
スターンギャラリーの上部分には、3mm幅1mm厚のヒノキ材を貼り込んだ。

だ円赤ラインのパーツ(1mm角棒のヒノキ材)を用意して、銃窓みたいな箇所の左右上下に貼り込み。

こんな感じね。
1mm角棒を水に浸したあと、彫刻刀の柄に巻き付けてセロテープで固定し、乾燥したらセロテープをとりはずします。
セロテープをとりはずすと、Aの状態になってるので…
赤ラインで示したところにAを貼り込んだ。

Bに注目、これも水に浸して適当な丸みをつけるため、セロテープで固定している。

Bに注目、丸みくせがついてます。
Bの箇所に貼り込みしました。

その他、いろいろ部品を作って貼り込んだ。

Cの部分が貼り込みした箇所です。

だんだん、できてきたね。

図面を載せるのをわすれてたよ。図面はデザイン画を元にして描いてみた。映画に出てきたCGのサイレントメアリー号とは少しちがうけど、いいの。作っていく最中に映画のCGに似せてけばいいね。

取りあえず青いライン内部分をつくりこんでいる。

お城の門の左右の壁も0.5mm厚のヒノキ材を貼り込み、窓部分をくり抜いた。
画像を大きくしてみたよ。こんな感じね。
船体の船尾に合うかどうか確認です。

いい感じね。(´・ω・`)b

デザイン画を拡大です。赤丸部分に怖い顔があるね。これを作ってみたよ。
2mm厚で5mm幅のヒノキ材に彫刻してみた。1mm厚で10mm幅の板の上に置いてある。

これ以上うまく作れなかったよ。なので、これをシリコンで型取りして、レジンで複製することにする。

彫刻の大きさは、約18mmです。10円硬貨をみればわかるね。
使いかけの保管してあったシリコンが使い物にならなくなっていたよ。 

ダイソーで買った『お湯でやわらかくなるねんどイロプラ』で、型取りしてみた。シリコンで型取りするより楽です。お湯につけてやわらかくなったら水分をとって、原形にムニュッと押し付け、そのまま冷えて固まるまでおいておき、原形をはずすと型取りの型が完成です。

右から原形・型取りした型・レジンで4個複製して、スミ入れ塗料(ダークグレイ)でスミ入れしたやつ。
複製した彫像の拡大画像です。まあ、こんなもんでしょ。なんとなく似てるからいいでしょ。
彫像を指定位置へ接着です。

門の左右の柱も接着しました。

あっ!モールを貼り忘れてるところがあった。あとで直しとこっと。

モールを貼り忘れてる箇所に、モールを貼り込んだ。彫像の下部分だよ。
Aに注目

柱と柱の間にある窓部分にモールを付けてみた。この方が窓に締まりがでるので、残りの三つの窓に取り付けた。

モールに使った材料は、約0.3mm厚の経木を2枚張り合わしてベニヤ板みたくして使ったよ。

窓をみてね。どうでしょうか。

この方が窓らしいでしょ。

デザイン画と見くらべてみる。
なんとなく似てきたからいいでしょう。

じっくり見ると、あそこが…ここが…そこが…と、違う箇所がいっぱい出てくるけど気にしないよ。全く同じになんて作れないからね。

雰囲気が似てればOKでしょ。

自己満足です。

さらに、窓には金網を裏から貼りこんでみた。門には鉄格子をヒノキ材で作り込み、裏から貼りこんでみた。でもこれって、本当に門だったのかな〜??ここって船長室があるところだよね。たぶん、門に似せた大きな窓じゃないかな?採光用には最適だよね。

門のすぐ横の柱には、鎖みたいな物がついているので、黒く染めた真鍮鎖を付けてみたよ。

雰囲気がさらに似てきたね。


■エンブレムの製作■

エンブレムをどうやって作ろうか、いろいろ考えたけど分割して作っていくしかないかな。

全部を一つの固まりとして彫刻するなんて、私には無理だよ。

と、いうことで、エンブレムを分割してみた。

これを経木に印刷して切り抜いて貼り合わせていけばエンブレムふうになるのではでないかな。

最後に合体して、このようになればいいね!

(´・ω・`)b

上のデータを使って印刷用のデータを作った。これをアルプスのプリンターMD-1000で印刷する。

(´・ω・`)b

経木〔厚さ約0.3mm〕に印刷してみました。
切り抜いて重ね貼りしてます。レリーフ状になっていけばOKね。
必要な部分を切り抜き貼っていくのね。
で、なんとか、エンブレムの原形ができました。白い部分は、経木が割れてしまうので、紙を切り抜いて貼ったよ。細かすぎてデザインナイフの刃を入れると経木が割れちゃうの。

これをシリコンで型取りして、レジンで複製します。

シリコンをこれから買いに行くよ。


シリコンで型取り中です。シリコンが固まるまで待ちましょうね。

映画に出てきたCGサイレントメアリー号の画像です。船尾に注目。エンブレム部分はデザイン画とだいぶ違ってるよね。
サイレントメアリー号部分を拡大してみたよ。

エンブレムの下部分、別物だね。

さらに拡大してみた。

両脇の獅子が支えている盾の絵柄も違うね。

画像がボケボケなので正確な形がよくわからない。これじゃ、似せようがないね。似なくてもいいんです。デザイン画に似てればいいんですよ。

ここはデザイン画の絵柄でいく。


シリコンが固まったので原形からはがしてみた。

原形は木を使って木目を生かして作ってたので原形には、サフェッサーをかけずに型取りした。

木目がシリコンにしっかりでています。

さっそく、型取りしたシリコンにレジンを流した。レジンが硬化中の画像です。
レジンで複製した物と原形の比較です。
レジンの複製を拡大してみた。スミ入れ塗料を塗って拭き取った状態です。

まあ、こんなもんでしょ。左右のライオン像が左右対称にはなったけど、若干違いがあって、ちょっと残念ね。

まあ、いいでしょ。

スターンギャラリーに合体してみた。

いいんでないかな。私にしては上出来です。

〔自己満足〕

複製したエンブレム、気泡とか、欠けてところとか気になった箇所をエポキシパテで修正。
スターンギャラリーを塗装したよ。

ジャーマングレーを下地に筆塗りし、ライトグレーを徐々にまぜてドライブラシ。エッジをさらに明るくドライブラシで仕上げた。

エンブレムはゴールドを筆塗りしたあと、茶色・づレーなどでスミ入れして仕上げ、接着した。

なんか、汚い物体になってしまったけど、塗装すると、汚れ、退色などを施さないと、気がすまないのね。元、AFVモデラーだからかな?

船尾の門のところは穴をあけて、黒く塗りつぶした。

窓部分は合版の一枚を剥いで、黒くぬりつぶし。

色を塗ったスターンギャラリーを、タイトボンドで接着し、クリップ等で固定してしばらく放置。
こんな感じね。

すっかり、自己満足だよ。

自己満足したのでもう一枚、ちょっと大きくした画像を載せときます。

スターンギャラリーは、まだまだ部品をいっぱい作らなきゃなりません。お城の土台部分は28ページで作ります。

ちなみに、エンブレムの「La Maria Silenciosa」は、アルプスのプリンターMD-1000でデカールを印刷して貼った。下地がでこぼこで木目がでているが、マークソフターを使うと綺麗に貼れました。

スターンギャラリーの工作はなかなかむずかしい。まったく同じになんか作れっこないしね。時間がかかるかも、ですです。

スターンギャラリーの作り込みは、このページで続けていこうと思ってたけど、そろそろ次のページへいくよ。

そいじゃ、よろしくね。

SM-28へつづく!