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●ようやく、インクがきました。「長い材料用チョッパー」にスミ入れして完成させます。
懐かしいインクです。若い頃、専門学校を卒業して、企画会社に就職し、最初にやらせられたのが烏口での線引きの練習でした。透明フィルムへの直接の線引きです。これができなければ、図面トレースをさせてもらえません。

企画会社なので、チラシとかパンフとか製作するのですが、印刷会社の下請けで図面トレースもやっていました。烏口で線を引けるようになると色々な図面をまかされるようになりましたね。

札幌のバス路線のトレースは納期がなく、しんどい目にあいましたね。

今は、図面トレースなんてパソコンでやっちゃってますね。

楽になったもんです。

印刷屋さんを退職するまで私が愛用していた烏口とシャープペン。他にロットリングペンとか使ってましたね。でもロットリングペンは使ってないとすぐに詰まりますし、手入れも面倒くさかったです。それに比べ、烏口は手入れが簡単でしたね。で、手入れして保管してあったので、すぐにでも線引きOK状態でした。
下のケースに入った烏口は、ドイツのハーフというメーカー製です。当時で、たしか8,000円ぐらいでとても高価でした。今は生産されてるんでしょうかね??

高価なだけあって、1mm間に10本ぐらいの細いラインを引く事ができました。

それぞれの烏口の先ッチョ、キレイでしょ!

烏口は先ッチョが命でした。使ってるうちに減ってきてしまいますから、オイルストーンで先を丸くなるように研ぎます。

烏口を研ぐのは楽しい作業でしたよ。

この2本、メインに使ってました。

学生時代から使ってた烏口で、カバンに入れてたのですが、ある日友人にカバンを間違って踏まれてしまい、2本とも柄がポッキリ折れてしまいました。で、この2本の柄は木を削って自作したのです。

さて、この烏口を使ってチョッパーに方眼線を入れてみました。

斜線の角度は、30度、45度、60度です。

まあ、こんなもんかな?

このインクは乾くと耐水性になります。また、シンナー類にも耐性があります。クリアラッカーのスプレーをかけても大丈夫!!

で、クリアラッカーをかけてコーティングしました。

かけ過ぎて垂れました…orz

クリアラッカーが乾いてからサンドペーパーをかけて、もう一度クリアラッカーをかけました。

チーク材のグリップも付けて「長い材料用チョッパー」の完成です。

なんとかなりましたね。

方眼線・斜線・スケールといろいろ付けたけど、これらは目安でしかないんだよね。

じゃ〜…なんで付けたかって?

このほうがカッコいいでしょ。

てへへ…

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